十日市場駅前なついろ歯科では、お子様から大人の方まで、矯正治療を随時受け付けております。月に1度、矯正の担当医による相談を行なっておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
小児矯正(子供の歯並び・咬み合わせ)
小児矯正治療では、歯並びや患者様のニーズごとに、さまざまな矯正装置を使用します。
床矯正(拡大床)
床矯正は、主に乳歯~永久歯の時期に使われる、歯を抜かない矯正装置です。取り外し式のものが多いため、虫歯のリスクが心配ない反面、装着時間を守る必要があることから、お子様や保護者の方のご協力が欠かせない装置になります。
拡大床(かくだいしょう)は、装置のネジを少しずつ回していく事で、幅の狭い歯並びを徐々に拡大するために使われます。拡大後には、歯並びを綺麗に整えるため、ワイヤー矯正で仕上げることも多くあります。
ムーシールド
下の歯が前に出ている受け口(反対咬合)を早期に治療する際には、ムーシールドというマウスピース型の装置を使用します。幼い頃の受け口は、遺伝的なものと生活習慣によるものに分けられます。
生活習慣によるものには、「唇の力が弱い」「飲食時に舌がうまく使えていない」などの、お口周りの筋肉が原因であることが多くあります。ムーシールドはこのような不調和を正し、正常な歯並びになるよう環境を整えるための装置です。
T4K
T4Kはムーシールドのように、環境を改善することで正しい歯並びに導くための装置ですが、適応ケースが多いため、幅広い歯並びに適用されます。例えば、
- 口がポカンと空いている
- 飲み込む時やリラックス時に舌を突き出す
- いつも唇に力が入っている
など口腔機能の不正をトレーニングにより改善し、不正咬合の予防と顔貌の正常な発育をサポートします。
表側矯正
表側のワイヤー矯正は、「ブラケット」と呼ばれる四角い装置を歯に固定して、そこにワイヤーを通すことで歯を動かす治療法です。小児の2期治療でも適用されることがあり、歯を動かすコントロール性にも優れています。
成人矯正(大人の歯並び・咬み合わせ)
成人矯正治療も、歯並びの状態や患者様のニーズごとに、さまざまな矯正装置を使用します。
目立たない表側矯正
表側のワイヤー矯正は、「ブラケット」と呼ばれる四角い装置を歯に固定して、そこにワイヤーを通すことで歯を動かす治療法です。歯を動かすコントロール性にも優れています。
ホワイトワイヤー
当院では、ブラケットに通すワイヤーを通常の銀色ではなく、白いホワイトワイヤーにすることも可能です。装置が
見えた時に目立ちにくく、お写真を撮影する際にも気になりにくいといった特徴があります。
セラミックブラケット
セラミックを使った白いセラミックブラケットは、目立ちにくい白いブラケットです。プラスチックを使用したブラケットに比べ、着色がつきにくく、すり減りにくいというメリットがあります。
ただし、歯よりも硬いセラミックは、長く当たると歯がすり減ってしまうことから、咬み合わせが深いなどの一部ケースには推奨されない場合もあります。
プラスチックブラケット
プラスチックブラケットはその名の通り、プラスチックで作られた透明なブラケットです。
セラミックに比べ強度が落ち、着色もしやすい傾向にありますが、歯よりも柔らかい素材で作られているため、歯を傷つける心配がありません。
裏側(リンガル)矯正
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを装着し、表側と同じようにワイヤーを通して歯を動かしていく治療方法です。表側に比べて治療期間が少し長くなる傾向にありますが、裏側に装置が付いているため目立たず、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。
フルリンガル(上下裏側)
「フルリンガル」では、上下の装置を裏側に装着します。表側に全く装置が装着されないため、見た目で困ることはありませんが「歯磨きがしにくい」「舌に装置が当たって痛い」等のデメリットが生じます。
ハーフリンガル(上のみ裏側)
上下ではなく、笑った時に見えやすい上の歯のみ裏側に装置を付けることを、「ハーフリンガル」と言います。下の歯には表側に装置が装着されているため、フルリンガルのように全く目立たないということはありませんが、表側矯正よりも目立たず、比較的セルフケアもしやすいといったメリットがあります。
インビザラインiGO(マウスピースによる部分矯正)
十日市場駅前なついろ歯科では、透明で目立ちにくいマウスピースタイプの、カスタムメイド型矯正装置による前歯の部分矯正治療も行なっております。
マウスピース矯正「インビザラインiGO」の特徴
- 取り外しが可能で、食事などに制限がなく、清掃性もよい
- 前歯の軽度な不正歯並びに適応
- 半透明なので装着していることが周囲から分かりにくい(気づかれにくい)
光学印象装置iTeroエレメント
院内には3Dスキャナーである、「iTeroエレメント」を完備しておりますので、従来の粘土状ペーストによる型取りに比べ、負担が少ない型どりで、かつより精密なマウスピース装置をお作りすることが可能です。
当院の矯正治療の特長
目立ちにくい矯正治療
矯正治療は他の歯科治療に比べて治療期間が長く、ほとんどが年単位となります。その長い治療期間を苦痛の少ないものにするため、できる限り目立たない矯正治療をご提案しております。
「なるべく目立たない治療がいい」「費用を抑えながら目立ちにくいものにしたい」などのご希望がある方は、装置のご提案や治療費のご説明をさせていただきますので、お気軽に無料相談へお越しください。
経験豊富な矯正専門のドクターが担当
本来、矯正治療は歯科医師であれば、誰でも行うことができます。しかし、専門知識が必要な矯正治療は、豊富な知識と経験が求められ、それが治療の精度にも大きく影響します。
当院では一部の治療を除き、専門のドクターが矯正治療を担当いたしますので、安心してお任せください。
矯正担当医:三上 直晃
- 東京医科歯科大学卒業
- 東京医科歯科大学 咬合機能矯正学分野 所属
一般歯科との併用治療、同院内で解決
矯正専門の歯科医院では、矯正治療以外の抜歯や虫歯の治療、小帯の切除などを、他の一般歯科で行うことが多くあります。当院は一般歯科でありながら、矯正の担当医による治療を受けることのできる歯科医院です。
このことから、矯正以外の治療も院内で完結でき、矯正担当医との密な連携をとることができるため、より安全で負担の少ない矯正治療が可能となります。
矯正治療の流れ
相談
まずは初回の無料相談にて、歯並びの状態や装置のご紹介をいたします。矯正治療においてご不明な点など、どんな事でも遠慮なくお聞きください。
検査・診断
矯正治療は、レントゲン撮影や型取りなどの精密検査が欠かせません。この精密検査のデータをもとに、顎の骨を含めた骨格的な分析を行い、治療計画のご説明(診断)を行います。
装置のセット
診断時にお話しした装置をセットしたら、矯正治療のスタートです。痛みや装置の破損などのトラブル、また疑問点などがございましたら、随時当院までお問い合わせください。
定期検診
治療法によって異なりますが、矯正治療中は基本的には月に1回の定期検診が必要になります。装置やワイヤーの調整を行うことで、来院後はしばらく痛みが出ることもありますが、数日で収まりますのでご安心ください。
保定期間
綺麗な歯並びと咬み合わせが完成し、装置を外したら「リテーナー」という、主に取り外しの保定装置を使ったキープ期間に入ります。リテーナーは、歯を動かした期間分は装着することが望ましいとされていますが、1日中→夜のみ→2日に1回など、段々と装着する時間を減らしていくことができる装置でもあります。
ただし、この保定期間にリテーナーの装着を怠ってしまうと、歯がもとに戻ろうと動く「後戻り」が高確率で起こるため、装着時間は必ず担当医の指示に従うようにしてください。